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2008年10月24日 (金)

プノン・チソール

プノンペンに来て早くも2ヶ月経過。主な外部向けのイベントもほぼ終わり、これからは報告書作成に勤しむことになる。

ローカルの方には普段のご飯に始まり、小旅行に連れて行ってもらったり、いろいろお世話になっている。そんな旅行のうち、もう1ヶ月も前だが、プノン・チソール(チソール山という意味)に行ったときのこと。

車で50kmくらい南へ、タケオに行く途中にあるが、その日は旧盆を控え、みんなが郊外のパゴダ(お寺の礼拝所のようなところ)へお参りする時期なので、道路が大変混んでいた。こちらの交通マナーは日本のそれとは大いに異なり、今の日本を基準に一言で言えば、「馬鹿」。少し道が詰まると、どんどん反対側車線に出て行って前へ前へ詰めかけ、反対側からくる車両とにらめっこして、そこかしこでデッドロック状態になる。車も少なくて貧しかったころの日本と同じなんだそうだが、昭和30年頃の話なんだろうか。

ボトルネックは橋のたもとで、そこだけは警察が出ていっしょうけんめい交通整理をやっていたが、そこでもずるをしてちょこちょこ前へ仕掛けるバイクもいたりして、上から目線で言えば、「この国は大変遅れている。」正直に言えば、私は既に退化しており、そんなのは慣れっこになっていて、こんなのときは寝て待つだけ。

結局普段なら1時間で着くのが2時間以上かかり、着いたころにはお昼どきに。300段あるという階段をえっちらおっちら上りきり、日陰でそよぐ風を受ける。カンボジアとは思えないほど涼しい。その山の上もお寺で、パゴダの周りでは牛がのんびり草を食んでいる。東面の遺跡の先からは雄大な平原の風景が広がり、遠くメコン川と思しき川が見える。(家に帰って地図を見たら、実はそれより西を流れるトンレサップ川だった)藁葺き屋根の休憩所でお昼を食べ(胡椒とレモンに付けて食べる鶏の丸焼きが美味い!)、ハンモックに揺られてお昼寝。

帰りがけにキリングフィールドに寄って、積み上げられたシャレコウベを見たのは気持ちよいとは言えないが、初めてのカンボジア国内小旅行で、とても印象に残る楽しい思い出になった。 その後、シェムリアップやウドンへ行き、これからカンポットやシアヌークビルにも足を伸ばそうと思っているので、追って訪問記を残そうと思う。

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